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新庁舎建設候補地の選定に意見書提出の燕市議11人、「合併を壊そうとしている」とのうわさに対し趣旨説明の文書送付(2005.11.7)

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来年3月に合併する燕、吉田、分水の3市町の新庁舎の建設候補地が合併前に選定されたことに反発、意見書を提出した燕市議有志11人は、一部で「合併を壊そうとしている」と誤解して受け止められているとして、合併には反対ではなく、今の吉田町内での建設には異議がないとする意見書の趣旨説明の文書を吉田と分水の町議と合併協議会委員すべてに送った。

燕市議有志11人は、9月に示された提案「新市の新庁舎建設事業(案)」に対し、9月26日に燕・吉田・分水合併協議会会長の高橋甚一燕市長に再考を促す意見書を提出した。

そのため、9月30日に開かれた合併協議会では同案を継続審議として棚上げし、10月11日には燕市議会が懇談会を開き、高橋市長をはじめ理事者と市議で話し合ったものの意見を集約できず、平行線の状態が続いている。

こうした動きのなか、意見書に署名した燕市議によると、吉田、分水の町議など一部から署名した燕市議は「合併を壊すつもりなのでは」といった誤解するうわさを聞いたと言う。

そのため、署名した燕市議らは合併を壊すつもりはまったくなく、意見書の真意を理解してもらおうと、あらためて吉田、分水の町議と合併協議会委員に対し、文書で趣旨説明することにした。

趣旨説明では、「このたび意見書を提出致しました11名の誰1人として燕・吉田・分水三市町の合併に反対するものでないこと、又、三市町の合併協定書にうたわれている合併後の新庁舎を吉田地内に建設する協定に些かの異議を唱えるつもりもないこと」と、合併反対ではないことなどを強調する。

一方で、燕市議会では新庁舎建設候補地の選定に関する首長間の審議報告などが一切なかったこと、提案は9月16日の合併調査特別委員会のわずか3日前に資料が配られ、寝耳に水の提案だったことを明確に指摘している。

さらに、合併前の新庁舎の位置特定は、合併後のまちづくりの展開を拘束しかねないと危ぐし、今は新庁舎位置をエリアの指定にとどめ、合併後の議員の在任特例期間中の審議で建設地の絞り込み望んでいるとし、「10年後、20年後、さらにはその先に求められる市民サービスを配慮した新庁舎づりを共に語り合うことにご賛同を」と求めている。

意見書に関する趣旨説明の全文

吉田町議会議員

分水町議会議員

燕・吉田・分水合併協議会委員 各位

前略

先般、燕・吉田・分水合併協議会提案の新市の新庁舎建設事業(案)に対し燕市議会議員有志が意見書を提出致したことにつきまして、一部誤解が生じているように見受けられますので、ここに改めて私ども十一名の真意を述べさせて頂き、より深いご理解を頂きたいと思います。

先ずは、このたび意見書を提出致しました十一名の誰一人として燕・吉田・分水三市町の合併に反対するものでないこと、又、三市町の合併協定書にうたわれている合併後の新庁舎を吉田地内に建設する協定に些かの異議を唱えるつもりもないことを強く申し上げ、その点の誤解のないことを願うものであります。

次に、燕市議会におきましては、過去、新庁舎に関わる首長間の審議の報告など一切なく、去る九月十六日の合併調査特別委員会わずか三日前に、寝耳に水の合併協議会提案の新市の新庁舎建設事業(案)が全議員に配布された状況であります。

そのことから、それまで十分に審議を尽くされたでありましょう吉田町および分水町の議員、あるいは合併協議会の委員各位から、何を今更の意見書とのお叱りを受ける結果となったことが残念でならないところであります。

なお、私ども十一名は、今回の新市の新庁舎建設事業(案)を否定するものでもございませんし、その立案の経過を軽んずるつもりも毛頭ございません。

ただ、合併前において新庁舎の位置を点によって特定することが、ややもすると合併後の町づくり展開を拘束しかねないとに危惧を感ずるのであります。

願わくは、現時点では新庁舎の位置を、例えば、国道116号線沿線と交差する法花堂地区の289号線沿線及び粟生津地区の燕分水線沿線との間とするなどのエリア指定にとどめ、合併後の議員在任特例期間中の慎重なる審議をもって特定地の絞り込みを図りたいと望むものであります。

以上、私ども十一名の本意をご理解頂きまして、十年後二十年後、さらにはその先に求められる市民サービスを配慮した新庁舎づくりを共に語り合うことにご質問くださるよう心からお願い申しあげます。

敬具

平成十七年十一月吉日

赤塚功 斉藤紀美江 酒井基
阿部健二 川崎健吾 浅野金六
渡辺正明 田野隆夫 中山真二
野島善夫 タナカ・キン